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伝統的人形劇「布袋戯」の特別展 現存最古の舞台展示/台湾

2021/08/26 18:05
伝統的人形劇「布袋戯」の特別展 現存最古の舞台展示

伝統的人形劇「布袋戯」の特別展 現存最古の舞台展示

(台北中央社)台湾の伝統的人形劇「布袋戯」(ポテヒ)をテーマにした特別展が国立台湾博物館(台北市)で24日始まった。台湾現存最古とされる専用の舞台「金泉同戯台」や、100点近くの人形や文物など貴重な資料の数々が展示されている。25日の開幕セレモニーでは、著名な人形操演師らによるパフォーマンスが行われ、会場を盛り上げた。

金泉同戯台は一時代を築いた布袋劇団「金泉同」が使用していた舞台で、100年以上の歴史があるとされる。同館によると、台湾布袋戯の発展を見届けた2つの舞台や貴重な人形、文物、映像、音声、博物館の研究成果などを集め、VR(仮想現実)やデジタル技術を使い、長年の歴史を持つ伝統芸術の趣を表現したという。

文化部(文化省)の李連権常務次長はあいさつで、布袋戯は台湾の人々にとって共通の記憶だと紹介。伝統的なものから現代の音響光学技術を駆使した演出へと発展し、音楽、戯劇、語り物、彫刻などさまざまな概念を融合させた総合的な芸術になっているとし、台湾語の伝承にも大きな役割を果たしていると語った。また、古語調の台湾語で唐の詩人、杜牧の「遣懐」を歌い上げ、拍手喝采を浴びた

同館は近年、布袋劇団「西田社」や台原芸術文化基金会から人形や文物計1万点以上を寄贈されている。洪世佑館長は、同館は人形収蔵の重要な場所になったと話す。今後は博物館の専門性を生かして保存や収蔵、展示企画による教育普及活動を行うほか、民間の人形操演師と協力し、布袋戯の芸術と文化を伝承したいと展望を明かした。

特別展「布袋戯風物―偶的故事偶来説」は11月7日まで。

(邱祖胤/編集:齊藤啓介)


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