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台鉄、過去40年内に10回の重大事故 タロコ号脱線は最大の惨事

2021/04/02 22:05
台鉄、過去40年内に10回の重大事故 タロコ号脱線は最大の惨事

台鉄、過去40年内に10回の重大事故 タロコ号脱線は最大の惨事

(台北中央社)東部・花蓮県で2日に発生した台湾鉄路管理局(台鉄)の特急、タロコ号の脱線事故。台鉄が過去約40年内に起こした鉄道事故の中で最大の惨事となった。

2日午前9時28分ごろ、東部・花蓮県秀林郷のトンネルに入ろうとしたタロコ号は、線路脇の斜面から滑落してきたとみられる作業車と衝突してトンネル内で脱線した。大きく変形した車内に多数の人が閉じ込められ、乗客・乗員約500人のうち、運転士を含む50人が死亡。146人が病院に搬送された。

以下では、台鉄が特急車種「自強号」を導入した1978年を起点として、これまで台鉄で発生した9回の鉄道事故を振り返る(タロコ号は2007年に運行を開始した自強号)。

▽1981年3月8日

北部の新竹市と新竹県の境界を流れる川に架かる橋のたもとに差し掛かった自強号が、踏切に侵入した砂利運搬トラックと衝突して脱線し、河床に落下。30 人が死亡し、130人が重軽傷を負った。

▽1991年11月15日

高雄発の自強号が急行「莒光号」と高速で正面衝突し、30人が死亡、112人が重軽傷を負った。信号機の故障やブレーキの不具合などが重なった結果とみられている。

▽2007年6月15日

電気機関車の試運転を任されていた運転士が赤信号を無視して高速で前進し、北東部・宜蘭県の大里駅付近で普通列車に衝突。5人が死亡、18人が重軽傷を負った。

▽2012年1月17日

北部・桃園県の埔心駅近の踏切で、タロコ号が侵入してきた砂利運搬トラックと衝突し脱線。運転士が死亡したほか、乗客約300人のうち25人が重軽傷を負った。

▽2013年8月31日

南部・屏東県枋山のトンネルを走行中の自強号が土石流に巻き込まれて脱線。乗客約250人のうち17人が重軽傷を負った。

▽2015年11月6日

中部・彰化県二水の踏切を通過しようとした自強号が、踏切で立ち往生していたトレーラーと衝突し炎上、乗客9人がけがを負った。

▽2016年7月7日

北部・台北市内を走行中の普通列車の車内に爆発物が仕掛けられ、松山駅に到着する寸前に爆発が起こって、犯人を含む乗客25人がけがをした。

▽2018年10月21日

北東部・宜蘭県の新馬駅付近を走行中だった特急プユマ号が脱線、転倒し、18人が死亡、約215人が重軽傷を負った。

▽2021年2月23日

東部・台東県の海端駅で、作業員が保守用車にはねられ、2人が死亡、1人がけがをした。

(張茗喧/編集:塚越西穂)


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