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建築家・團紀彦氏、離島4空港のリニューアルに協力 コンセプト提案/台湾

2021/02/27 16:19
リニューアル後の七美空港のイメージ=民航局提供

リニューアル後の七美空港のイメージ=民航局提供

(台北中央社)交通部(交通省)民用航空局(民航局)が、台湾の離島にある4空港のリニューアルに取り組んでいる。現在は基本設計の段階で、台湾側から協力要請を受けた日本の建築家、團紀彦氏がすでに各空港を視察し、コンセプトを提案したという。

4空港はそれぞれ、台湾海峡に浮かぶ澎湖諸島の七美空港、望安空港、太平洋側の緑島空港、蘭嶼空港。桃園国際空港の第1ターミナル改修を手掛けた團氏の協力の下、台湾の建築家がリニューアルの総合企画、設計を担当する。各空港の現況や環境に合わせ、地域の特色を生かしたデザインになる見通し。

七美空港は、澎湖を代表する景観の一つ、ダブルハート(双心石滬)をはじめとする海景色を外観に取り入れ、屋内はコーラルストーンを用いて島の風情を醸し出す。望安空港は曲線を用い、台湾本島に向かって双翼を広げた造形で歓迎の意を伝える。また、地元の石材などを通してモダンな雰囲気と地方色の融合を目指す。

ターミナルの状況が良好な半面、周辺の建築物との整合性が取れていない緑島空港は、屋外に三日月形の屋根付き通路を増設することで全体のバランスを取り、通路の中心地点に庭園を配して同島のワイルドな魅力をアピール。屋内は同島特有の魚類をテーマに、天井画で海底世界を表現する。

台湾原住民(先住民)タオ族が住む蘭嶼の空港は、トビウオ漁などで使われる伝統的な小舟、チヌリクラン(拼板舟)や同族のシンボルマークなどを外観にあしらう。また、伝統的な半地下式住居をモチーフにした展望台も増設し、タオ族の文化を再現する。

(汪淑芬/編集:塚越西穂)


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