(高雄中央社)南部・高雄市を走る高雄ライトレール(LRT)の新区間が12日、開業した。これまでの14駅から9駅増設され、全23駅となる。2月末までの試乗期間は運賃を無料とする。
高雄ライトレールは2017年に第1期区間の籬仔内-哈瑪星間8.7キロが開業。この両端がそれぞれ延伸され、凱旋公園駅と鼓山区公所駅をU字型に結ぶ全線12.8キロの路線となった。北部が完成し、全線開業すれば市中心部を環状につなぐ路線となる。
陳其邁(ちんきまい)市長は12日、ライトレール全線開業にまた一歩大きく近づいたと喜び、環境に配慮した交通網の整備を引き続き推進する姿勢を示した。
(侯文婷/編集:楊千慧)