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台湾鉄道の東部区間に「標準軌」採用 交通部が検討

2020/12/28 18:27
台湾鉄道の東部区間に「標準軌」採用 交通部が検討

台湾鉄道の東部区間に「標準軌」採用 交通部が検討

(台北中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)の花蓮(花蓮)―知本(台東)間を複線化する計画で、交通部(交通省)が軌間(線路のレール幅)に1435ミリの国際標準軌の採用を検討していることが中央社の取材で分かった。同部鉄道局が27日、明らかにした。台鉄の現在の線路は全て1067ミリの狭軌を使用しており、標準軌が採用されれば台鉄史上初となる。

花蓮―知本間は一部区間を除き単線運転しており、交通部は増大する東部・花蓮、台東の輸送需要に対応しようと、全線複線電化計画を策定。国家発展委員会は25日、複線電化事業の総合計画を可決した。

「西の高鉄、東の快鉄」計画を打ち出す交通部。東部の輸送力を増強することで、西部の台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)と合わせて台湾本島を6時間で一周できるようにする鉄道網の整備を目指している。高鉄については、南部・屏東県への延伸が昨年9月に決まったほか、北東部・宜蘭への延伸についても評価が進められている。また、今年10月には、台北東部の南港と北東部の基隆を結ぶ基隆ライトレール(LRT)の建設計画について、LRTからメトロ(中運量捷運)に昇格させる方針で台北、新北、基隆の3市長が一致した。

鉄道局によれば、世界の多くの国では標準軌が採用されており、狭軌に使用例は非常に少ない。保守部品が手に入りにくく、仕入れにおいても制限があり、車両の購入価格もやや高いという。高鉄やメトロ(MRT)は標準軌を採用している。

中華民国消費者文教基金会交通組の李克聡副座長は取材に対し、標準軌の採用は快鉄の推進に有利に働くとの見方を示した一方で、線路の形状が異なり、車両も全て入れ替える必要があるなどの課題を指摘。営業運転を続けながら工事を行う場合、難易度は非常に高く、台鉄のダイヤが長期にわたって影響を受けることになると述べた。

(汪淑芬/編集:名切千絵)


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