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南廻線の名物列車、ラストラン 500人余りが別れ惜しむ/台湾

2020/12/23 12:01
南廻線の名物列車、ラストラン 500人余りが別れ惜しむ

南廻線の名物列車、ラストラン 500人余りが別れ惜しむ

(屏東、台東中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)南廻線の名物列車「藍皮普快車」が22日、ラストランを迎え、鉄道ファン500人余りが乗車して別れを惜しんだ。運行終了は、同線の全線電化によるダイヤ改正に伴うもの。引退後は改修され、観光列車に生まれ変わる。

ディーゼル機関車がけん引する青色の塗装の客車が特徴的な同列車。客車は台鉄が50年以上使用してきた旧型の車両で、同列車が運行されているのは南廻線のみとなっていた。南廻線の台東(台東県)―枋寮(屏東県)間、全長約98キロを片道2時間余りかけて走る同列車には冷房がなく、あるのは車内の天井に吊るされた扇風機だけ。窓を開けて沿線の景色を楽しんだり、停車する小さな駅で下車して写真撮影をしたりすることもできることから、「解憂火車」(憂さ晴らし列車)とも呼ばれ、親しまれてきた。

最終列車は22日午後4時15分に台東駅を出発。発車1時間前にはプラットホームが鉄道ファンで埋め尽くされ、カメラやスマートフォンを列車に向け、写真を撮り続ける人の姿が多く見られた。また、車掌や運転士もモデルさながら、記念撮影に次々に応じていた。

枋寮駅では車掌室に多くの人が撮影に詰め掛け、車掌に扮した子供の姿もあった。中部・台中在住の男性は、同列車は「夫婦の若き日の思い出」だと言い、記念のために妻と共に乗りに来たと話した。

(郭芷瑄、盧太城/編集:名切千絵)


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