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  • 社会

台湾の漫画家、ベルギーのコミックフェスで受賞 アジア人初の快挙

2021/09/11 17:38
呉識鴻さん=目宿媒体提供

呉識鴻さん=目宿媒体提供

(台北中央社)ベルギー・ブリュッセルで開催されているコミック・ストリップ・フェスティバルで10日、台湾の漫画家、呉識鴻さんが、「山風海雨」で若手アーティストに贈られる「レイモンド・ルブラン賞」に輝いた。アジア人では初の受賞。呉さんは「宝くじに当たったみたい」と喜びを語っている。

「山風海雨」は、作家の楊牧氏が1987年に出版した同名エッセー集を漫画化。同氏が芸術を追い求めるきっかけになった東部・花蓮の山と海のはざまで感じた外界の変動を描いたもので、呉さんは詩的な文章を主人公の心の声として作品に取り入れた。

李永得(りえいとく)文化部長(文化相)は、漫画で台湾の国際的認知度を上げ、台湾の漫画と文学の異なる可能性を広めてくれたと呉さんに感謝。台湾のクリエーターが漫画の多様な題材を開拓し、多彩な台湾漫画の新たな一面を形作ってくれたらと期待を寄せた。

呉さんは中央社の取材に対し、作品が評価されたことは大きな励みになり、創作継続の力になると語った。また、「以前は映画の制作が多かったが、初めて描いた漫画で受賞でき、続けてみろと言われているようだ」と話し、今後も漫画執筆を続ける考えを示した。

(王心妤/編集:齊藤啓介)


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