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  • 社会

日本特化の研究機関設立 泉駐台湾代表、知日人材の育成に期待

2021/09/10 18:21
「台湾日本研究院」設立式典に出席する泉代表(右から4人目)、郭立法委員(左端)

「台湾日本研究院」設立式典に出席する泉代表(右から4人目)、郭立法委員(左端)

(台北中央社)日本の社会科学分野の調査や分析に特化した研究機関「台湾日本研究院」が10日、設立された。台北市の政治大学で開かれた設立式典に出席した日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰代表(大使に相当)は、日台関係の担い手となる若い人材がより多く輩出されるよう期待を寄せた。

泉代表はあいさつの中で、同研究院に参加する多くの研究者が日本留学を経験し日本を理解していると言及。台湾に戻った後で学生の育成に携わり、台湾の日本研究に大きく貢献してきたとたたえた。

新型コロナウイルスの感染が世界で広まる中、台湾がマスクを、日本がワクチンを互いに提供したことにも触れ、日台間では「世界もうらやむ深い友情が育っている」と強調。李登輝元総統が亡くなるなど、日本と台湾の心と心の関係を支えてきた日本語世代が去っていく中で、次世代の日本と台湾の関係を担う若い世代の真の日本理解者が育つことに期待を寄せた。日本のアニメや漫画に熟知し、流暢な日本語を話せる台湾の人の中から、日本の政治や経済、社会、国際関係、教育などを研究し、日本への理解を深めて日台関係の担い手となる人材が登場してくれるのであれば、日台の未来にとって大きな資産になると述べた。

一方、臨席した与党・民進党の立法委員(国会議員)で超党派議員連盟「亜東国会議員友好協会」の郭国文会長は、自民党総裁選後、日本の親台派の国会議員に対し、高官の相互訪問を促進する日本版「台湾旅行法」の提出を呼び掛けたい考えを示した。米国では2018年、米高官の台湾訪問を認める台湾旅行法が成立している。

(游凱翔/編集:齊藤啓介)


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