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中正紀念堂の蒋介石像に撤去案 権威主義反省、歴史公園に転換へ/台湾

2021/09/08 19:11
中正紀念堂の蒋介石像

中正紀念堂の蒋介石像

(台北中央社)国民党独裁期における人権侵害の真相究明などを目指す「移行期の正義促進委員会」(促進転型正義委員会)は8日、中正紀念堂(台北市)を「権威主義への反省」を軸とした歴史公園に生まれ変わらせる案を発表した。歴史教育の生きた教材として転換させる。ホールに設置されている蒋介石像の撤去や建物の用途と外観の変更なども提言した。

同委員会は転換案の背景について、民主主義国家として、中正紀念堂という巨大な権威主義の象徴にどのように向き合うかという問題に対し、「権威主義を取り除く」と同時に「歴史を直視」できることが最も重要だと考えたと強調。権威主義は民主主義国家で崇拝されるべきではないものの、歴史を直視して初めてその教訓を汲み取れると説明した。また、都市の中の開かれた大きな空間として、市民が自由に利用できる公園にする方針を示した。

同委員会は、行政院(内閣)に属する独立機関。2018年に中正紀念堂の転換に関する5項目の原則を提言し、各界から意見を聞くなどしていた。今後は引き続き具体的な計画と対策を検討し、積極的に転換を推進していくとしている。

(頼于榛/編集:齊藤啓介)


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