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  • 社会

台湾、国産ワクチンに緊急使用許可 第3段階臨床試験へ 海外市場開拓目指す

2021/07/20 14:07
北部・新竹にある高端の生産拠点=同社のフェイスブックから

北部・新竹にある高端の生産拠点=同社のフェイスブックから

(台北中央社)中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は19日、台湾のワクチンメーカー、メディゲン・ワクチン・バイオロジクス(高端疫苗生物製剤)の新型コロナウイルスワクチンについて、衛生福利部(保健省)が緊急使用を許可したと発表した。同社は海外での第3段階の臨床試験に向け準備を進めるとともに、海外市場の開拓を目指すとしている。

国産ワクチンに緊急使用許可が下りたのは初めて。第2段階までのデータで審査され、同部食品薬物管理署は同社のワクチンが英アストラゼネカ製に「引けを取らないことが証明された」とした。

米国立衛生研究所と協力して開発した組み換えタンパク質ワクチン。20歳以上への接種が可能とされ、28日の間隔を空けて2回目の接種を行う。

同社は今後、第3段階の臨床試験のほか、より幅広い年齢層に対する有効性を調べる試験も進め、国際的な認証も目指していく方針。

海外市場の開拓については、台湾の緊急使用許可があれば受け入れる国もあるとして、必要な試験を行いながら交渉の加速を図るという。東南アジアや中南米の国々に照準を合わせており、来年には海外進出が実現するとの見通しを示している。

(韓婷婷、陳婕翎、江慧珺/編集:楊千慧)


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