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蒋介石由来の道路名「中正路」 台南市が38本で最多/台湾

2021/04/22 19:20
蒋介石由来の道路名「中正路」=写真はGoogleストリートビュー

蒋介石由来の道路名「中正路」=写真はGoogleストリートビュー

(台北中央社)権威主義時代に付けられた道路名に関する調査で、南部・台南市には蒋介石の本名「中正」の二文字が付いた道路が38本あり、台湾最多だったことが分かった。

調査を実施したのは、国民党独裁期における人権侵害の真相究明などを目指す「移行期の正義促進委員会」(促進転型正義委員会)。同委によると、戦後設けられた台湾省行政長官公署は1945年11月、各地の街道名に関する規則を発布し、日本を連想させるような名称を2カ月以内に変更するよう指示。新たな名称として、中華民族精神を発揚する「中華」「信義」「和平」、三民主義に基づいた「民権」「民族」「民生」、偉人を記念する「中山」(孫文の号)「中正」などを奨励した。

調査結果によれば、行政院(内閣)直轄6市のうち、「中正」を冠した道路は台南市以外では北部・台北市2本、新北市18本、桃園市26本、南部・高雄市26本。中部・台中市では12本に加え、蒋介石の尊称を使った「蒋公路」も確認された。

その他の県市では、北部・基隆市2本、新竹市2本、新竹県7本、苗栗県21本、中部・彰化県30本、雲林県20本、南投県8本、南部・屏東県13本、嘉義県11本、嘉義市1本、北東部・宜蘭県6本、東部・台東県5本、花蓮県1本、離島・金門県1本となっている。

同委は、道路名の変更手続きは非常に複雑で、影響も広範囲に及ぶと指摘し、対処の方向性や方法などの計画を立てるためにも関連の調査、研究を先行させたいとする姿勢を示している。

(游凱翔/編集:塚越西穂)


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