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李琴峰さん、三島由紀夫賞候補に 台湾人作家で初

2021/04/21 18:44
李琴峰さん=資料写真

李琴峰さん=資料写真

(台北中央社)日本を拠点に活動する台湾人作家、李琴峰(りことみ)さんの小説「彼岸花が咲く島」が第34回三島由紀夫賞の候補作品に選出された。李さんの中国語版書籍を台湾で出版する聯合文学出版社によれば、同賞の候補に台湾人作家が選ばれるのは初めて。選考会は5月14日に開かれる。

三島由紀夫賞は文学の前途を拓く新鋭の作品に授与される。主催は新潮文芸振興会。今年の候補者のうち、李さんは唯一の女性となった。

聯合文学出版社の周昭翡編集長は21日、中央社の取材に対し、日本語が母語ではない李さんが候補に選ばれたことについて「まさに台湾の星だ」と喜びを語った。

李さんは1989年、台湾生まれ。大学卒業後の2013 年に訪日。2017年、日本語で書いた初の小説「独り舞」(原題:独舞)で第60回群像新人文学賞優秀作を受賞しデビューした。2019年に小説「五つ数えれば三日月が」で第161回芥川賞候補に選ばれ、今年3月には小説「ポラリスが降り注ぐ夜」で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した。日本語、中国語の2言語で執筆活動を行う傍ら、翻訳者や通訳者としても活躍している。

「彼岸花~」は6月に単行本が刊行される予定。

(趙静瑜/編集:名切千絵)


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