Menu 戻る
  • 社会

国家撮影文化センター台北館、正式開館 日本統治時代のビルを再活用/台湾

2021/04/21 16:45
日本統治時代の建物を再活用した国家撮影文化センター台北館

日本統治時代の建物を再活用した国家撮影文化センター台北館

(台北中央社)映像資産の管理拠点、国家撮影文化センターの台北館が20日、正式開館した。19日の記念式典に出席した李永得(りえいとく)文化部長(文化相)は、「ここは写真家、写真作品のための家だ」と述べ、同館が台湾と世界の写真界をつなぐ接点になることに期待を寄せた。

同センターは文化部(文化省)が2015年から推進しているプロジェクトに沿って設立され、研究、収蔵などの業務を行う中部・台中市の「台中オフィス」と、展示を主とする「台北館」に分かれる。台北館は1937(昭和12)年に海運会社、大阪商船の台北支店として建てられた建物を修復・再活用したもので、先月25日から、予約制で参観を受け付けるプレオープン期間に入っていた。

李氏は、台湾の写真界が同センターの設立を政府に呼び掛けたのは2007年で、12年には署名活動も始まったと振り返り、市井の人々の努力と歴代文化相の支持に感謝。同センターを運営する国立台湾美術館(台中市)の梁永斐館長は、収蔵する1万1000点余りの作品を整理し、台湾の文化、土地、歴史と結び付けることによって写真に言葉を語らせたいと意欲を示した。

同館では、大阪商船台北支店の建物の変遷をたどる常設展のほか、海外写真家の作品を集めた国際展(7月11日まで)、台湾の歴史を写真で振り返る企画展(8月1日まで)などが開催されている。

(邱祖胤/編集:塚越西穂)


Share on Facebook  Share on plurk  Share on twitter  Share by email  Share on LINE
Top