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  • 社会

脱線事故、支援募金40億円超に 約7割を犠牲者遺族に支給/台湾

2021/04/16 19:44
寄付金の配分などについて説明する陳衛生福利部長

寄付金の配分などについて説明する陳衛生福利部長

(台北中央社)特急脱線事故の犠牲者遺族や負傷者を支援するための募金口座を開設した衛生福利部(保健省)は16日午後、記者会見を開き、寄せられた寄付金の約7割に当たる7億3000万台湾元(約28億円)を犠牲者49人の遺族に支給すると発表した。

犠牲者1人当たりに配分される金額は1500万元(約5800万円)。負傷者には、けがの程度に応じて10万~700万元(約38万~2700万円)が、けがはないものの事故現場を目撃した乗客には慰問金1万元(約3万8000円)が支払われる。また、1億2000万元(約4億6000万円)を就学支援金に充て、在学中の負傷者や犠牲者・負傷者の子女らが大学を卒業するまでの学費を援助する方針も示された。

支援金は原則、現金で受け渡しするが、就学支援金については信託専用口座を設け、配分額に応じた額を振り込む方式を採用する見通し。ボランティアを通して遺族や負傷者の意見を取りまとめた上で、早ければ22日にも委員会を招集して詳細の検討に入るという。

台湾鉄路管理局(台鉄)の特急、タロコ号は今月2日、東部・花蓮県で脱線し、運転士を含む49人が死亡、200人余りが重軽傷を負った。陳時中(ちんじちゅう)衛生福利部長(保健相)によれば、口座が開設された3日から締め切られた15日までに10億6000万元(約40億7000万円)が集まったという。

(陳婕翎/編集:塚越西穂)


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