(台北中央社)東部・花蓮で2日に起きた列車脱線事故を受け、中央感染症指揮センターは4日、事故犠牲者や負傷者の海外にいる親族を対象に、隔離・検疫規定の緩和を発表した。葬儀参列や見舞いをよりスムーズにする。
無症状の場合は、搭乗前3日以内の陰性証明提示を免除する。台湾は入国後14日間の隔離・検疫を求めているが、対象者は無症状の場合に限り、陰性報告を取得すれば検疫期間中の外出許可を申請できる。外出が認められるのは1日1回、1回につき4時間までで外泊は不可。外出時のマスク着用や公共交通機関の利用禁止などが求められる。
外出申請に伴い生じた検査費用などは指揮センターが負担する。
(張雄風/編集:荘麗玲)