(台北中央社)中央感染症指揮センターは18日、台湾で新型コロナウイルス感染者を新たに2人確認したと発表した。仕事で訪台した20代のフィリピン人女性と30代のマレーシア人男性で、いずれも陰性証明を所持していたという。
フィリピン人女性は今月3日に入国しており、集中検疫所に滞在中、味覚・嗅覚障害を発症。同16日に検査を受けていた。マレーシア人男性は先月31日に入国。無症状で、隔離期間満了後は自主健康管理(公共の場への出入り自粛)をしていたが、会社の要請で今月16日に検査を受けたところ陽性だった。
18日現在、台湾内の感染者は累計940人で、このうち824人が海外から持ち込まれた輸入症例。死者は9 人。886人は隔離解除された。
(張茗喧、呉欣紜/編集:塚越西穂)