(台北中央社)中央感染症指揮センターは12日、台湾で新たに新型コロナウイルスの感染者1人を確認したと発表した。仕事のため先月26日に米国から訪台した50代の米国人男性。台湾内の感染者は計937人になった。
男性は無症状。在宅検疫(外出禁止)を終えた後の10日に自費で検査を受けたところ、陽性と判定された。血清抗体検査の結果は、早期に生成され短期間で消失するとされるIgM抗体が陰性、長期間残るIgG抗体は陽性だった。指揮センターは、海外で感染してから少なくとも1カ月が経っているとの見方を示した。男性は入国時、陰性報告書を所持していた。
(編集:名切千絵)