(台北中央社)中央感染症指揮センターは5日、新型コロナウイルスの感染者が2人見つかったと発表した。いずれも米国からの帰国者で、同センターは海外からの輸入症例だとした。台湾で確認された感染者は817人となった。
感染が分かったのは米国在住の70代女性と20代女性で、3日にそれぞれの家族と帰国。いずれも搭乗前3 日以内の陰性証明を所持していたが、搭乗前に症状が出ていたことを入国時に申告し、空港で検査に回された。
同行していた家族も症状を訴えていたが、1回目の検査では陰性。同センターは2回目の検査を実施するとしている。
また4日には、台湾に滞在していたベトナム人が母国で陽性と判定されたことが発表されていたが、同センターは接触者7人の検査結果について、全員陰性だったと説明。ベトナム人が「偽陽性」である可能性も排除できないとした。
(陳偉婷/編集:楊千慧)