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  • 社会

CDジャケットで台湾インディーズ音楽を見つめる 印刷展、台北で開幕

2021/01/04 15:17
CDジャケットを通じて台湾のインディーズ音楽を見つめる展覧会が3日、台北市内で始まった。

CDジャケットを通じて台湾のインディーズ音楽を見つめる展覧会が3日、台北市内で始まった。

(台北中央社)CDジャケットを通じて台湾のインディーズ音楽を見つめる展覧会が3日、台北市内で始まった。漫画やイラストを用いたインディーズバンドのCD ジャケットを展示することで、CDジャケットデザインの文化を探る。

マーケティング会社のAtripが主催し、音楽パッケージのデザインや印刷を手掛ける宣威印刷などが協力した。客家の町として知られる高雄・美濃出身の「交工楽隊」やバナナのPRから始まった「台青蕉楽団」、オルタナティブロックバンド「透明雑誌」ら重要な台湾インディーズバンドのCDジャケットが展示された。

Atripによれば、台湾のCDジャケット印刷はメジャー市場の発行量が減って以降、インディーズ音楽で新たな市場を見つけた。これに伴い、新たな技術も開発されたという。キュレーターを務めたAtripの黄俊豪さんは、CDが売れていた時代、ジャケットのデザインは予算をかける重点だったものの、ストリーミング配信の台頭による産業転換に伴い、ジャケットについても転換が生じたと指摘する。

台湾のインディーズバンドのアルバムデザインの特色で最も重要なのは、漫画やイラストの要素を盛り込んでいることだと黄さん。「多くのミュージシャンが自らデザイナー、イラストレーターの役割を担っているのに気付いた。彼らは実は手作りでCDをリリースしていて、この流れはインディーズ音楽界ではますます大きくなっている」と解説する。

漫画やイラストによって、音楽のスタイルをより目立たせ、メジャーとの差別化を図る。「今のCDアルバムは工芸品の方向に向かっているように見える」。黄さんはこう語る。多くのインディーズバンドの1枚目のアルバムにおいて、そのデザインはリスナーの関心を引きつけるために重要だ。「音楽を聞く前、パッケージは音楽に触れる最初の媒介なのだから」。

展覧会「台湾現代唱片印刷展 - 那些用漫/挿画表現的独立音楽」は台北市の多目的スペース「楽悠悠之口 光復南」で来月3日まで開かれる。

(編集:名切千絵)


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