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中国軍機、3日連続で多数進入 米国務省批判「地域の平和損なう」/台湾

2021/10/04 14:19
米国務省のプライス報道官(中央社資料写真)

米国務省のプライス報道官(中央社資料写真)

(ワシントン台北中央社)中国が3日連続で多数の軍用機を台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入させたことを受け、米国務省のプライス報道官は3日、声明を出し、中国の行為は「地域の平和と安定を損なうものだ」と批判した上で、米国として台湾が十分な自衛能力を維持できるよう引き続き支援する姿勢を示した。外交部(外務省)は同日、米国務省の声明に「心から感謝する」とコメントした。

国防部(国防省)の統計によれば、中国は1日に38機、2日に39機、3日に16機の軍用機を台湾のADIZに進入させた。進入数は3日間合計で延べ93機に上った。2日の39機は同部が昨年9月に統計を公表して以来、1日の進入数としては最多。

プライス報道官は声明で「台湾周辺での中国の挑発的な軍事活動を非常に懸念している」と表明。台湾に対する軍事、外交、経済的な圧力や抑圧をやめるよう中国に求めた。

また、米国は米中3つのコミュニケや米台関係の基礎となる「台湾関係法」、台湾に対する「6つの保証」で示した約束を維持していくと強調。台湾に対する米国の約束は盤石であり、台湾海峡両岸と地域の平和と安定の維持に貢献するとした。

台湾のADIZへの中国軍機の進入を巡り、米国務省はこれまでにも懸念を表明していたが、記者の質問に対して受動的に回答するケースやツイッター上でコメントを出すケースが多く、自発的に声明を出すのは異例。

外交部は、台湾は今後も米国やその他の理念が近い国との連携を強化し続けるとした上で、ルールを基礎とした国際秩序を共に守り、インド太平洋地域の平和や安定、繁栄を促進していくと強調した。

(徐薇婷、游凱翔/編集:名切千絵)


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