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果物禁輸に中国から回答なく 台湾、11月のWTO・SPS委員会で申し立てへ

2021/10/01 12:42
台湾産バンレイシ(釈迦頭)

台湾産バンレイシ(釈迦頭)

(台北中央社)中国が台湾からのバンレイシ(釈迦頭)とレンブの2種の果物の輸入を停止した問題で、行政院(内閣)農業委員会の陳吉仲(ちんきちちゅう)主任委員(閣僚)は1日、中国海関総署からの正式な回答が9月30日までに得られなかったとし、11月に開かれる世界貿易機関(WTO)の衛生植物検疫措置に関する委員会(SPS委員会)で申し立てを行う方針を明らかにした。

立法院院会(国会本会議)に出席する前に、報道陣に対して述べた。

中国は3月から台湾産パイナップルの輸入を停止したのに続き、先月19日には台湾からのバンレイシ(釈迦頭)とレンブの輸入を同20日から停止すると台湾に通知した。害虫のカイガラムシなどが繰り返し検出されたことを輸入停止の理由としている。

陳氏によると、中国側から輸入停止に関する回答がなされていないのを受け、農業委は1日、全ての書面資料を台湾の駐WTO代表部に送付した。陳氏は11月のSPS委員会で直接申し立てを行い、同委員会において両岸(台湾と中国)の検疫に関する技術的問題の解決策を探りたい考えを示した。

バンレイシとレンブの輸入停止について陳氏は、中国側から通知された資料はA4用紙1枚に検疫不合格の件数とその日付、品目が書かれていたのみで、中国で対台湾政策を担う国務院台湾事務弁公室(国台弁)が先日記者会見で公表したカイガラムシの写真や科学的根拠は提供されなかったと説明。中国に対し、科学的な証拠の提出を呼び掛けるとともに、SPS委員会前に両岸の検疫に関する仕組みにおいて問題が解決されることに期待を寄せた。

(林育瑄/編集:名切千絵)


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