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振興券、予定通り10月使用開始へ 経済効果8000億円見込む/台湾

2021/09/09 18:37
振興券「五倍券」の見本=行政院提供

振興券「五倍券」の見本=行政院提供

(台北中央社)新型コロナウイルスで打撃を受けた経済を救済するため導入される振興券「五倍券」について、行政院(内閣)に属する国家発展委員会の龔明鑫(きょうめいきん)主任委員(閣僚)は9日、感染状況に少し変化が見られたことに言及しつつ、予定通り10月に使用を開始させる方針を示した。経済効果は2000億台湾元(約8000億円)を見込む。

1人当たり5000元(約2万円)分消費でき、紙製とデジタル版から選べる。蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)は、安定した感染状況の下、経済振興策を進める姿勢を示していたが、北部では感染力の強い「デルタ株」の国内感染者が相次いで確認されている。行政院の羅秉成(らへいせい)報道官は、市民が密集しないよう、紙製の予約時期をコンビニと郵便局でずらしたと説明した。

紙製は、コンビニでは25日から予約を受け付け、来月8日以降に受け取り、使用できるようになる。郵便局は来月4日に受け付け開始で、受け取り、使用開始は同12日以降。デジタル版は22日からひも付けが可能になり、来月8日から使用できる。

来年4月30日までに生まれた国民のほか、外国人配偶者、永久居留権(永住権)を有する外国人、外交職員が受け取れる。

台湾全土の店や屋台などで使用できる。飲食店、デパート、夜市、旅行や芸術・文化イベントのほか、学費や学習塾の料金の支払いも可能。だが、水道代や電気代などの支払いはできない。

蘇氏は、インターネット通販の一部国内業者は対象外とする方針を示していたものの、振興券用の専用ページを設け、台湾の店や小規模農家などに販売の場を提供することで通販業者と合意。出店費用や手数料も抑えるといい、経済部(経済省)が監視する。

紙製は1組10枚で、1000元分が3枚、500元分が2枚、200元分が5枚からなる。王美花(おうびか)経済部長(経済相)は、店側に釣り銭を出すよう強制はしないとした。

(賴于榛、陳俊華/編集:楊千慧)


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