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頼副総統ら、「鬼滅の刃」の名言で日本に感謝 駐台代表に呼応

2021/06/05 17:02
頼清徳氏のフェイスブックページより

頼清徳氏のフェイスブックページより

(台北中央社)日本政府が寄贈した新型コロナウイルスワクチンが台湾に到着したのを受け、頼清徳(らいせいとく)副総統や蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)、謝長廷(しゃちょうてい)駐日代表(大使に相当)らが相次いで日本への感謝を表明した。

頼氏は4日、フェイスブックを更新し、天安門事件から32年となるこの日に、日本が「行動で台湾を支持してくれた」と喜びを示した。そして、日本の人気漫画「鬼滅の刃」の主人公が言った「強い絆で結ばれている者には、信頼の匂いがする」というセリフを使って、困難な時であるほど助け合う日台の友情を形容。「台湾と日本は本当に信頼し合える友人だ」と強調した。

蘇氏も同日、鬼滅の刃に出てくる「人生には空模様があるからな。移ろって動いていく。ずっと晴れ続けることはないし、ずっと雪が降り続けることもない」という主人公のモノローグをフェイスブックに投稿。東日本大震災では台湾が手を差し伸べ、10年後のきょう、日本がワクチンを寄贈してくれたとし、真の友人の真心を「心に刻む」とつづった。

頼氏と蘇氏がともに「鬼滅の刃」を引用した背景には、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の泉裕泰台北事務所代表(大使に相当)が発信したメッセージがある。泉氏はワクチン寄贈が確定した3日、同協会のフェイスブックに「日台は困難な時を共にしてきた仲間」というコメントを投稿し、桃太郎と鬼滅の刃、2つの鬼退治物語が教えてくれるように「仲間を信じて団結すれば、正義を勝ち取ることができる」と記していた。

ワクチンを積んだ航空機は4日午後、台湾桃園国際空港に到着した。謝氏はこの日、東京都内の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)で台湾メディアの駐日特派員らとともに、ワクチンが台湾に到着する様子をライブ配信で確認し、「安心した」と胸をなでおろした。そして、台湾と日本の関係は「善の循環」で、日本に伝わる三本の矢の教えと同じ意味の台湾語の成語「打虎抓賊親兄弟」のように、何かあったとき互いに助け合う兄弟のようだと報道陣に語った。天安門事件から32年目となる6月4日を選んだ理由については、「特に意識したわけでなく、日本政府の決定を尊重した」と回答した。

(温貴香、賴于榛、楊明珠/編集:塚越西穂)


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