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ソロモン諸島の州知事が医療受診のため台湾訪問 中国が反発

2021/06/02 12:36
外交部の欧江安報道官

外交部の欧江安報道官

(台北、ジャカルタ中央社)2019年に台湾と断交した太平洋の島国ソロモン諸島マライタ州のダニエル・スイダニ州知事が先月26日、脳の検査と治療のため、台湾を訪問した。これに対し、中国が「一つの中国原則」を理由に反発している。外交部(外務省)の欧江安(おうこうあん)報道官は1日夜、スイダニ氏の訪台は純粋に医療上のニーズによるものであり、その他の目的はないと説明した。

ソロモン諸島は1983年に中華民国(台湾)と国交を樹立したが、2019年9月に断交し、中国と外交関係を結んだ。だが、スイダニ氏はかねてから台湾を支持する姿勢を示している。

スイダニ氏は夫人と同州政治顧問のタリフィル氏の付き添いの下で訪台した。タリフィル氏は1日、中央社の取材に対し、中国の反発は「遺憾」だとし、「中国の『一つの中国』は中国の政策であり、ソロモンの政策ではない」と述べた。

欧報道官はスイダニ氏の訪台について、台湾の質の高い医療への信頼に基づき、台湾で受診したいとの申し出がスイダニ氏からあったと説明。政府は人道的配慮と総合的な評価によって、スイダニ氏の医療目的での訪台に同意した。

スイダニ氏は現在、新型コロナウイルスの水際対策として台湾が入国者に義務付けている14日間の検疫措置を受けているという。

(鍾佑貞、石秀娟/編集:名切千絵)


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