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台湾、2050年カーボンニュートラル実現に向け始動=蔡総統

2021/04/22 17:49
蔡英文総統

蔡英文総統

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は地球環境について考える「アースデー」の22日、行政院(内閣)が2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」に向けた評価、計画に着手したと明らかにした。推進中のエネルギー転換政策だけでなく、製造、運輸、住宅、農業などをつかさどる部門にも体系的な政策の立案を義務付けるという。

米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)に所属するアメリカンイノベーションセンター(AIC)が台北市内で開催したフォーラムに出席して述べた。

蔡氏は、欧州連合(EU)や日本、韓国、中国などが相次いで2050年カーボンニュートラルの目標を掲げ、米国も気候サミットを主催するなど、気候変動に起因する新しい国際情勢が形成されつつあると指摘。その上で、新技術を発展させ、新たなモデルを構築した者が中心的地位を手に入れられるとの見方を示し、これまでに産業イノベーションやグリーンエネルギー、循環経済などの政策を推進してきた台湾は「遅れを取らない」と述べた。

また、産業界にはカーボンニュートラルに向けた取り組みをチャンスと捉える人が多いとした上で、供給と需要の双方が考え方を変えて新たな商機をつかみ、サプライチェーンにおける台湾の競争力を強化するべきだと強調。企業の自然エネルギー100%を推進する国際ビジネスイニシアチブ「RE100」に、半導体の受託生産最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が加入したのはその好例だとの認識を示した。

(鍾佑貞/編集:塚越西穂)


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