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国際社会と中国の対立 台湾には「危険」と「チャンス」併存=大陸委トップ

2021/04/21 14:16
大陸委員会の邱太三主任委員(閣僚)

大陸委員会の邱太三主任委員(閣僚)

(台北中央社)台湾で対中政策を担当する大陸委員会の邱太三主任委員(閣僚)は20日、中央社の単独インタビューに応じ、国際社会と中国大陸がさまざまな面で対立する状況の中、台湾にとっては「危険」と「チャンス」が併存しており、「短期でみればチャンスの方がやや多い」との見方を示した。

邱氏は、米国がトランプ政権からバイデン政権に移り変わる間で、世界では中国大陸を抑える体制が次第に構築されていると指摘。この状況下において、中国大陸がこれに腹を立ててさらに過激な反応を見せるのか、あるいはどこででも争うような「戦狼外交」を行い続けるのかなどといった米中双方の挙動はいずれも両岸(台湾と中国)の将来的な発展に衝撃をもたらし、台湾が取る対抗策に影響を与えるとの見解を示した。

台湾の「チャンス」について邱氏は、中国大陸で来年開かれる中国共産党第20回全国代表大会で習近平党総書記が3期目のスタートを切るのではないかとの見方が広がっていることに言及。任期の制限を受けないことに対する正当性の裏付けとして、習氏は相応の政績を提示する必要があると指摘し、これが両岸関係の平和的発展のチャンスになると述べた。

中国大陸はこれまで、戦狼外交や軍備拡張による緊張、南シナ海問題などはいずれも国際社会の疑念と反感を招いてきた。そのため今後、「台湾の核心的利益と歴史的使命」といった問題を処理する場合に、習氏はこれまでとは異なるやり方を取る可能性があると邱氏は分析する。「権力を握っている時に経済や対外的関係が緊張し、ひいては暴力に訴える状況になることを望む人はいない」と語った。

(呉柏緯、頼言曦/編集:名切千絵)


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