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地震警報発令、10秒早く可能に 観測海底ケーブルの敷設完了/台湾

2020/12/31 18:20
式典に臨む蔡総統(中央)ら

式典に臨む蔡総統(中央)ら

(台北中央社)台湾東部の海域で発生した地震・津波を観測する海底ケーブルの敷設が完了し、供用開始式典が31日、台北市内で開かれた。観測システムの完成により、地震警報を10秒早く発令できるようになる。式典に出席した蔡英文(さいえいぶん)総統は、被害を減らせる機会が増え、人々の命や財産がより守られるようになると喜びを示した。

海底ケーブルは北東部・宜蘭から南部・屏東まで敷設された。全長735キロ。交通部(交通省)によれば、海底ケーブルを活用した観測システムの設置は中央気象局が2007年から計画に着手し、2017年までに宜蘭側の115キロが完成。蔡政権が進める大規模インフラ整備計画の一環として、2017年、ケーブルを南に620キロ延長することが決まった。沿線には9の観測点が設置された。

観測システムの供用開始で、津波は20~30分早く警報を出せるようになる。

台湾南西部沿岸の地震・津波被害を軽減させるため、屏東からマニラ海溝東側まで全長800キロの海底ケーブルを敷設する計画の策定も進んでいる。林佳龍交通部長(交通相)は式典で、来年から同計画を実施し、2024年の完成を目指す方針を明らかにした。

(張雄風、温貴香/編集:名切千絵)


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