(台北中央社)中央感染症指揮センターは30日、来年1月1日から、居留証(ARC)を持たない外国人の入国を見合わせると発表した。台湾ではこの日、英国で最初に発見された新型コロナウイルスの変異種の感染者が初めて確認された。水際対策を強化することで、変異種の流入を防ぐ。
来月15日から、帰国者は搭乗前に在宅検疫の滞在先を証明する書類の提示が必須となり、集中検疫所または在宅検疫用宿泊施設での滞在を原則とする。在宅検疫は1人1戸とすることが求められる。
指揮センターの陳時中指揮官によれば、変異種の感染者は帰国者。発熱の症状があるが、病状は安定しているという。
(陳偉婷/編集:名切千絵)