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カイコのさなぎをネコの缶入り飼料に ふんの悪臭低減に効果/台湾

2021/09/29 13:28
カイコのさなぎを使ったネコ用の缶入り飼料

カイコのさなぎを使ったネコ用の缶入り飼料

(台北中央社)中部・苗栗県にある行政院(内閣)農業委員会苗栗区農業改良場がこのほど、国内で初めてカイコを使ったネコ用の缶入り飼料の開発に成功した。腸内で悪玉菌の発生を抑え、ふんの悪臭低減に効果があるとしている。

さなぎになる際に抗菌ペプチドを発生させるカイコの特性を利用した。同場の呂秀英場長によると、粗タンパク質や粗脂肪、炭水化物などの栄養成分が豊富で、調査では7割以上のネコが食べられたという。

またネコの肌に張りが出たり、体毛の光沢が良くなったりしたほか、食欲増進の効果がみられたとし、31.4%の飼い主が、ネコが元気になったと回答した。

同場によると、かつて農家は糸や繭を寝具や化粧品などに加工して生計を立て、余ったものは堆肥にしており、実質的な経済的利用ができていなかったと説明。新たな技術でカイコの違った用途ができたとしている。

研究機関、台湾経済研究院(北部・台北市)の調べによると、2020年に台湾でペットとして飼われているネコの数は100万匹を超えているという。

(呉欣紜/編集:齊藤啓介)


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