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  • 経済

レモン果汁を入れるとピンク色に 新種の台湾茶発表=茶業改良場

2021/09/04 13:05
新種の台湾茶「台茶25号」。左下は緑茶、中央上はレモン果汁を入れた緑茶、右下は紅茶=茶改場提供

新種の台湾茶「台茶25号」。左下は緑茶、中央上はレモン果汁を入れた緑茶、右下は紅茶=茶改場提供

(台北中央社)行政院(内閣)農業委員会茶業改良場(茶改場)は3日、新種の台湾茶、「台茶25号」を発表した。緑茶にも紅茶にも加工でき、緑茶の場合、レモン果汁を入れると鮮やかなピンクに色が変わることから、関係者は茶改場初のドリンクスタンド向け品種になる可能性があるとしている。

茶改場魚池分場(中部・南投県)研究員、曹碧貴さんによると、台茶25号は自然交雑により誕生した品種で、高木で大型の葉をつけるミャンマー原産の茶に、台茶13号が掛け合わさったものと推測されるという。今年4月26日に正式命名された。

茶改場の蘇宗振場長は、「台茶」の仲間としては初めて新芽の先が紫や赤に染まる品種だと話す。アントシアニジンによるもので、色は約1カ月持続する。このような品種が正式に命名されるのは台湾茶史上で初だという。

紅茶にするとオレンジレッドのお茶になり、ほのかにランの花の香りがする。また、ウンカが葉をかんだ場合は、蜜の香りが増す。緑茶にレモン果汁を入れると変色することについては、天然の色の変化で合成着色料は使っていないと話した。

一般的に「台茶」は高級品とされるが、ドリンクスタンド向けとして展開するには低価格化と大量生産の必要がある。蘇場長は、南投県内に商用茶園があり、台茶25号は機械での収穫が可能なため、量産に適していると語った。

また、緑茶ではカテキン、紅茶ではテアフラビンやテアルビジンが含まれるため、抗酸化作用が期待できるとしている。

(楊淑閔/編集:齊藤啓介)


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