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台湾の老舗週刊誌、紙版の発行を停止 ニュースサイトの運営に専念

2021/08/25 16:38
台湾の老舗週刊誌、紙版の発行を停止 ニュースサイトの運営に専念

台湾の老舗週刊誌、紙版の発行を停止 ニュースサイトの運営に専念

(台北中央社)台湾の老舗総合週刊誌「時報周刊」と創刊7年の週刊誌「周刊王」が紙版の発行を停止したことが25日、分かった。2誌は2冊1セットで刊行されていた。周刊王の陳粛瑜社長が同日、中央社の取材に明らかにした。今後はニュースサイトの運営に専念する。台湾で一般週刊誌が紙からデジタルに完全移行するのは、2018年の「壱週刊」、今年2月の「新新聞」に続いて3誌目。

時報周刊は1978年創刊。当初は月刊誌「時報雑誌」として発行されていたが、後に週刊に変更され、1988年に現在の名称になった。2018年から旺旺中時メディアグループ傘下の週刊誌「周刊王」との2冊セットで刊行されていた。2019年には両誌のコンテンツをデジタル化し、ニュースサイト「CTWANT」での配信が開始された。

陳氏は紙版の発行停止について、CTWANTで1週間に配信するニュースの本数が紙版を大きく上回っていただけでなく、主な広告収入もほとんど同サイトからのものだったと説明。「紙版の広告収入は紙版を維持するには不十分で、輸送や印刷、流通などの費用を賄えなかった」と運営状況が芳しくなかったことを明らかにした。

陳氏によれば、紙版の発行やデザインなどに携わっていた従業員を人員削減の対象としたものの、両誌の編集部は紙版停止の影響を受けないという。

(葉冠吟/編集:名切千絵)


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