Menu 戻る
  • 経済

大雨被害で出荷不能のマンゴーをドライフルーツに=注文殺到/台湾

2021/08/19 11:24
1週間で約5500袋を売り上げたドライマンゴー=高雄市農業局提供

1週間で約5500袋を売り上げたドライマンゴー=高雄市農業局提供

(高雄中央社)今月上旬の大雨によって孤立した高雄市桃源区の集落で、出荷ができなくなったキンコウ(金煌)マンゴーをドライマンゴーに加工してインターネット上で販売したところ、農家を支援しようとする人々から注文が殺到した。農家は、おいしいマンゴーの味で感謝を伝えられればとしている。

キンコウマンゴーの主要な産地の一つである同区では今月7日、南西からの暖かい湿った空気が流れ込んだ影響で大雨に見舞われた。市街地につながる道路の橋が増水した川に流され、一部地域が孤立。仮設道路の建設が進められているが、現在も復旧していない。

同区産のキンコウマンゴーは毎年6~8月に収穫期を迎える。高雄市政府農業局によると、大雨で道路が寸断されたことで収穫されたマンゴーが出荷できなくなったため、農家はドライマンゴーを作って販売することにした。

このドライマンゴーが11日に高雄市の特産品を扱うショッピングサイトで出品されると、実際の行動で農家を助けようとする各界から支援の手が差し伸べられ、予約が殺到。17日までの7日間に5460袋分の注文が入った。道路が復旧次第、購入者に届けられる。

市農業局の張清栄局長は、道路は短期間内での復旧ができないため、熟れたマンゴーが落果して損失にならないよう、ドライフルーツに加工して保存期間を延ばし、商品価値を高めることを奨励していると語る。同局では、すぐに商品が届かなくても、市民の情熱は冷めていないと説明。農家は急ピッチで作業を進めているという。

(蔡孟妤/編集:齊藤啓介)


Share on Facebook  Share on plurk  Share on twitter  Share by email  Share on LINE
Top