(桃園空港中央社)スターラックス(星宇)航空は15 日、初の日本路線となる台北(桃園空港)-大阪(関西空港)便を就航させた。新型コロナウイルスの感染が広がる中、第1便の乗客は9人だった。感染収束後を見据えた上での新規路線で、当面は貨物需要に応える。
今年1月に運航を開始したものの、新型コロナで打撃を受けた同社。だが今月1日にはバンコク便が就航、16日には東京(成田)便の運航も始まる。張國煒董事長(会長)は、コロナ収束後、日本路線のニーズが高まると見込みを示している。当面は貨物輸送で採算を確保しつつ、将来の運航に向けたウオームアップとすると話した。
パイロット資格を所持する張氏。この日は自ら第1便を操縦した。
(呉睿麒/編集:楊千慧)