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台湾の忘年会、規模縮小傾向 外食チェーン恩恵、転換急ぐ業者も

2020/12/13 19:12
台湾の忘年会、規模縮小傾向 外食チェーン恩恵=王品提供

台湾の忘年会、規模縮小傾向 外食チェーン恩恵=王品提供

(台北中央社)新型コロナウイルスへの警戒が続く中、春節(旧正月、2021年は2月12日)に合わせて開かれる忘年会(尾牙)は各社、規模を縮小する傾向にある。会場に選ばれやすい飲食チェーン店のニーズが高まる一方、大型の宴会でサービスを提供してきた業者は転換期を迎えている。

会社が主催し、全社員を集めて開催するのが主流となっている台湾の忘年会。大企業ではイベントホールを貸し切って行われることもあったが、今年は中止の発表が相次ぎ、「部署ごとの食事会」とする企業も増えている。

恩恵を受けているのは外食チェーン。タイ料理「瓦城泰国料理」などを展開する瓦城泰統グループは例年より予約が増えているという。韓国料理店を複数手掛ける豆府餐飲グループや外食大手、王品グループは商機を見込み、忘年会に特化した割り引きやサービスを打ち出している。

一方、ホテル運営や宴会サービスを手掛ける雲品国際酒店の丁原偉総経理(社長)は、大型ホールでの宴会がなくなり、ケータリングの売り上げが見込めなくなったことによる打撃が一番大きいと話す。そこで同社のグループ企業は、大型の会場として例年、利用されていた展示場を中小型の会場として環境を整え貸し出すプランを打ち出した。北部のIT企業から問い合わせを多く受けているという。

高級ホテル、リージェント台北などを傘下に持つシルクスホテルグループ(晶華国際酒店集団)は、台北の故宮博物院の敷地内で運営するレストラン「故宮晶華」などを対象に、企業向けの「貸し切り」プランを用意。忘年会や新年会でリゾート気分を楽しんでほしいとしている。

(江明晏/編集:楊千慧)


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