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台湾の国会議長「香港の不幸は全世界への警鐘」 国安法施行1年で

2021/07/01 15:36
游錫堃立法院長

游錫堃立法院長

(台北中央社)香港で反体制的な動きを取り締まる「香港国家安全維持法」(国安法)が施行されてから1年となった先月30日、游錫堃(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)はフェイスブックに「香港の不幸は全世界への警鐘だ」とつづり、「中国の民主化こそが地域や世界に平和と安定をもたらせる」と訴えた。

游氏は、台湾にも権威主義体制が敷かれた血と涙の歴史があり、民主主義、自由を失った香港の人々の境遇が痛いほど分かると記し、中国の民主化に当たっては、台湾の経験が最適な手本になるとの考えを示した。その上で、中国の脅威が周辺国に及ばないうちに台湾とのパートナーシップを強化し、台湾がより多くの国際的な協力メカニズムに参加するのを支持してほしいと世界の民主主義陣営に呼び掛けた。

今月1日には、与党・民進党や野党・時代力量の立法院党団(議員団)もそれぞれ記者会見を開き、香港を応援する立場を表明した。

民進党は、中国共産党(中共)の指示を受けて言論や集会、結社の自由を奪い、司法、教育の独立性を侵害していると香港政府を批判。香港の人々に最大限の支援を惜しまない同党の姿勢を強調した。

時代力量は、中共にへつらわない蔡英文(さいえいぶん)政権の方針を評価するとしつつも、中国や香港、マカオからの政治難民の受け入れ体制が不十分であることを指摘。支援体制の常態化や関連予算の編成などにより積極的に取り組むよう行政院(内閣)に呼び掛けた。

(范正祥、王揚宇/編集:塚越西穂)


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