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蔡総統「台湾は香港の自由支え続ける」 香港リンゴ日報発行停止

2021/06/24 18:18
最後となる「蘋果日報」を買い求める香港市民

最後となる「蘋果日報」を買い求める香港市民

(台北中央社)香港の民主派日刊紙「蘋果日報」(リンゴ日報、アップルデイリー)が24日付の朝刊を最後に、発行停止を余儀なくされたことについて、蔡英文(さいえいぶん)総統は同日、フェイスブックで「とても遺憾」だとした。国際社会が香港の民主主義の後退を懸念していることに触れ、「自由な台湾は、香港の自由を支え続ける」と誓った。

蔡総統は同紙について、香港が中国に返還されてから「ただの新聞ではなくなった」とし、香港の人々にとって強権政治に屈することなく、民主主義と自由を追い求める橋頭堡(きょうとうほ)のような存在だったと言及した。

また、自由と民主主義を木に例え、「切り倒すことはできても、その種はすでに土地のあちこちに広がっており、その種がいつかまた大きな木になる」とし、香港の自由と民主主義が「東洋の真珠」として再び輝きを取り戻すことを願う考えを記した。

台湾で対中政策を担当する大陸委員会は23日夜、同紙の発行停止に遺憾を表明。香港の言論の自由に対し、「死の鐘の音が鳴った」と指摘した。同時に、権威主義的な支配を行う中国共産党政権が、意見を異にする者を弾圧する上で手段を選ばないことを国際社会に見せつけたと強く非難した。

▽弾圧への批判、野党からも

最大野党・国民党党主席(党首)の江啓臣・立法委員(国会議員)は、同紙の発行停止は政治的な力の介入によるものだとし、遺憾だとの考えを示した。

野党第2党の台湾民衆党の賴香伶・立法委員は、同紙の発行停止について受け入れ難いと指摘。香港が早期に独自の民主主義を築けることに期待を寄せた。

(賴言曦、王揚宇、郭建伸、劉冠廷/編集:楊千慧)


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