(台北中央社)国防部(国防省)は26日、中国人民解放軍の軍用機延べ20機が同日、台湾南西の防空識別圏(ADIZ)に進入したと発表した。空軍は、哨戒機部隊を派遣し、無線での警告や地対空ミサイルによる監視、追跡で対応した。
台湾の防空識別圏に進入したのは、Y8対潜哨戒機延べ2機、KJ500早期警戒管制機延べ1機、H6K爆撃機延べ4機、J16戦闘機延べ10機、J10戦闘機延べ2機、Y8偵察機延べ1機の計延べ20機。1日に飛来する中国軍機の延べ数としては、同部が台湾周辺空域の中国軍の動向を公表し始めた昨年9月以来最多となる。
この日は、台湾と米国が沿岸警備の連携強化に関する覚書を結んだばかりだった。
(游凱翔/編集:羅友辰)