(台北中央社)海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)東南沙分署は1日、南シナ海・東沙島沖で実弾射撃訓練を行った。台湾の南西の防空識別圏には中国軍用機の進入が相次いでおり、今回の訓練によって各種の状況に備える。国防部(国防省)が公表している軍事動向によれば、中国の各種軍用機は近年、台湾海峡の中間線を複数回にわたって越えているほか、中華民国の領土である東沙諸島にも接近したことがあり、地域の平和や安定に緊張が生じている。9日にも東沙島沖で実弾射撃訓練を実施する。(游凱翔/編集:名切千絵)