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中国共産党や軍の出版物、申請を義務付け 文化部が法改正へ/台湾

2020/12/28 17:34
中国共産党や軍の出版物、申請を義務付け 文化部が法改正へ

中国共産党や軍の出版物、申請を義務付け 文化部が法改正へ

(台北中央社)李永得(りえいとく)文化部長(文化相)は28日、中国共産党や中国軍の出版物を台湾で販売したり、版権の許可を出したりするのに、将来的に申請を義務付ける方針を示した。文化部(文化省)は関連法の改正に向け、出版業界などと意見を交わすとしている。

台湾では先月、中国の絵本の繁体字版に「中国加油(頑張れ)、武漢加油」など中国の政治的宣伝を含む内容があったことが問題視され、複数の図書館が貸し出し停止とした。

中国の出版物に関する法令では、繁体字版を出版する際、主管機関に申請することが業者に求められている。文化部は今月2日、同絵本についてこれらの手続きが取られていなかったとして、台湾での発行を認めないとの判断を下した。

李氏は28日、メディアの取材に対し、同法令が施行から30年近く経っていることに言及し、実施が非常に困難で時代の流れにも合っていないと指摘。改正に向け準備を進めていると説明した。

申請を必要とする発行元の対象は、現段階では中国共産党や軍関連のみとし、民間や個人の出版物については免除するとしている。

思想の審査に当たるのではという記者の質問に対し、李氏は否定。中国共産党の出版物は「宣伝物」であり「本」ではないとした上で、非友好的な国家の侵略を目の当たりにし、民主主義の壁を築いて国を守らなければ、政府の存在意義が問われるとの見解を示した。

(林育瑄/編集:楊千慧)


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