Menu 戻る
  • 芸能スポーツ

ツァイ・ミンリャン監督の短編新作、台北映画祭で世界初上映/台湾

2021/08/24 11:44
ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督=台北映画祭提供

ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督=台北映画祭提供

(台北中央社)ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督の新作短編映画「月亮 樹」が9月に開幕する第23回台北映画祭で世界初上映される。台湾の芸能界でかつて活躍した歌手のリー・ペイチン(李珮菁)さんと俳優のチャン・フォン(常楓)さんの2人の姿を写した作品。ツァイ監督は上映会に出席し、観客と交流する。

同作品は台湾のベテラン芸能人に関心を寄せる団体、桂田文化芸術基金会の執行長(CEO)を務める女優のヤン・グイメイ(楊貴媚)さんからのオファーによって制作された。ヤンさんは、この作品を見た時の感動は言葉と文字では完全には表現できないと語り、「ツァイ監督の創作はそれほど独特な生命力」だと称賛した。

ツァイ監督は同作品で、舞台を去ってから普通の生活に戻ったリーさんとチャンさんの日常を捉えた。リーさんは1976年に楽曲「我愛月亮」で一世を風靡した歌手。その3年後の79年、脊椎手術の失敗により23歳で下半身不随になり、歌手活動の休止を余儀なくされた。ツァイ監督は舞台に戻ることを諦めないリーさんの強い信念に敬服し、リハビリに励むリーさんの姿を撮影した。同作品のもう一人の被写体となったチャンさんは台湾のテレビ創成期に活躍した俳優で、現在98歳。ツァイ監督はチャンさんを、年を取るほどに美しくなる1本の木のようだと形容する。そのため、作品ではチャンさんが歩く姿を写したという。

台北映画祭は9月23日から10月9日まで、台北市の信義威秀影城、Qスクエア(京站)威秀影城、光点華山電影館で開かれる。

(葉冠吟/編集:名切千絵)


Share on Facebook  Share on plurk  Share on twitter  Share by email  Share on LINE
Top