(メルボルン中央社)テニスの全豪オープンで、女子シングルス8強入りを果たした台湾の謝淑薇(35、世界ランク71位)が、16日に予定されている大坂なおみ(23、同3位)との準々決勝について、「ズタボロにされると思う」と冗談めかして予測し、深く考えず「自分の試合をするだけ」と自らを奮い立たせている。
同大会はオーストラリア・メルボルンで8日に開幕。ノーシードから勝ち上がった謝は、14日の4回戦でマルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)をストレートで下し、1968年のオープン化以降、初めて四大大会(グランドスラム)の準々決勝に進んだ最年長選手となった。
英テニス雑誌「tennis head」(電子版)が14日掲載したインタビュー記事によれば、謝は、大坂の強さに関して「あれこれ考えて気力を無駄遣いすることはない」と話し、試合では「やるべきことをやり、それで何が起こるかだ」と強気に応じた。
一方の大坂は、「彼女とはいつも3セット戦っている」と答えてハードな展開になることを予想。試合を「あまり楽しみにはできない」とコメントしたという。
(編集:塚越西穂)