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2019年の台湾をニュースで振り返る(1)中央社が選ぶ5大ニュース

2019/12/26 05:35
同性婚の婚姻届受付が開始された5月24日、LGBT(性的少数者)の社会運動を象徴するレインボーフラッグの上を歩く同性カップル(中央社資料写真)
同性婚の婚姻届受付が開始された5月24日、LGBT(性的少数者)の社会運動を象徴するレインボーフラッグの上を歩く同性カップル(中央社資料写真)

中央通訊社は2019年の台湾10大ニュースを選出しました。今年11月25日までの出来事を対象としています。

フォーカス台湾では、上位5位までをご紹介します。 

<1位>

同性婚特別法施行、アジアで初めて同性婚合法化

立法院(国会)で5月17日、同性婚特別法が可決され、台湾はアジアで初めて同性婚を法制化した国となりました。同法は5月24日に施行され、多くの同性カップルが婚姻届を提出しました。台湾では2017年5月、台湾の最高司法機関、司法院大法官会議が「現行の法令が同性婚を保障していないのは違憲」だとする判断を下し、公布後2年以内の法改正を求めていました。

関連:アジア初 同性婚の未保障は「違憲」 法改正を要求=大法官会議

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<2位>

1週間で2カ国と断交 ソロモン諸島とキリバス

中華民国は9月16日にソロモン諸島と断交した後、4日後の20日には太平洋のキリバスとの外交関係断絶を発表しました。1週間足らずで2カ国を失い、外交関係を結ぶ国は15カ国となりました。

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<3位>

南方澳漁港で橋崩落 外国人労働者6人が死亡

北東部・宜蘭の南方澳漁港で10月1日、橋が崩落する事故が発生し、外国籍の労働者6人が死亡、10人以上が負傷しました。

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南方澳漁港で崩落した橋(中央社資料写真)
南方澳漁港で崩落した橋(中央社資料写真)
 

<4位>

エバー航空CAがストライキ 欠航相次ぐ

エバー(長栄)航空の客室乗務員でつくる労働組合が6月20日にストライキを決行し、延べ2000人以上が参加しました。ストライキは17日間続き、計1439便が欠航、利用者27万8400人以上に影響が出ました。

関連:エバー航空CA労組、きょう午後4時からスト決行

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ストライキの集会に参加するエバー航空の客室乗務員(中央社資料写真)
ストライキの集会に参加するエバー航空の客室乗務員(中央社資料写真)

 <5位>

フォルモサット7号打ち上げ成功 

 台米共同プロジェクトの気象衛星「福衛7号」(フォルモサット7号)が台湾時間6月25日、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられました。台湾のテクノロジーが大きく一歩前進しただけでなく、台湾の宇宙航空分野での実力を世界に見せつけました。

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フォルモサット7号(中央社資料写真)
フォルモサット7号(中央社資料写真)

中国語記事では、6位以下も発表しています。

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