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  • コラム

台湾映画「私の少女時代」ロケ地巡り~新竹編~

2016/11/21 18:05

「私の少女時代」劇中写真(華聯国際提供)

「私の少女時代」劇中写真(華聯国際提供)

台湾で昨年、興行収入4億台湾元(約13億円)を超える大ヒットを記録した青春映画「私の少女時代-OUR TIMES-」が11月26日から日本で公開される。同作は学校など多くのシーンを北部・新竹で撮影しており、記者は今年夏、新竹にある主要なロケ地をぶらりと巡ってきた。

「新竹高中」。同校は日本統治時代創立(当時は新竹州立新竹中学校)の名門男子校(音楽科のみ共学)。卒業生には柯文哲台北市長も。

「新竹高中」。同校は日本統治時代創立(当時は新竹州立新竹中学校)の名門男子校(音楽科のみ共学)。卒業生には柯文哲台北市長も。

(1)徐太宇の教室「新竹高校」

記者がまず向かったのは、ダレン・ワン(王大陸)演じる学校一の不良、徐太宇(シュー・タイユィ)の教室がある「新竹高校」(新竹高等中学)。この日は土曜日で生徒はまばら。入り口の警備員に許可をとってから中へ入った。構内に入ってみたはいいものの、多くの建物があり、教室がどこなのか検討がつかず。。。そこで偶然そばを通った男子生徒に聞いてみることに。彼は詳細は知らなかったようだが、友人に電話をして教室の場所を教えてくれた。さすが名門校。生徒も親切だ。

太宇の教室近く。映画を見たことがある人であればなんとなく雰囲気がわかるのでは?

太宇の教室近く。映画を見たことがある人であればなんとなく雰囲気がわかるのでは?

そして、見覚えのある教室の風景を発見。正門を入ってすぐの場所にある「至善楼」の3階奥が徐太宇の教室として使われた場所だとみられる。

教室の前まで行きたかったが、あいにく階段にシャッターが下ろされており、そばに近づくことはできなかった。

「新竹高商」

「新竹高商」

(2)学校のシーンを撮影「新竹高商」

次に足を運んだのは、太宇とヒロインの林真心(リン・チェンシン)が通う高校として多くのシーンが撮影された「新竹高商」(新竹高級商業職業学校)。新竹高校からほど近い場所にあり、徒歩10分足らずで到着。新竹高校と同様、警備員の許可を得てから構内に入った。が、アクシデントが発生。ちょうど当日は検定試験が行われていたようで、教室付近を撮影していると試験官に止められてしまった。

ゴミ捨て場

ゴミ捨て場

残念ながら教室の撮影は諦め、その他のシーンが撮影された場所に向かうことに。

運動場のほうに進んでいくと、まず見えたのはゴミ捨て場。太宇とイケメンの優等生、欧陽(オーヤン)が衝突するシーンが撮影された場所だ。

バスケットコート

バスケットコート

その先には欧陽がバスケットボールをするバスケットコートや水風船投げ大会が行われた運動場などが。いたって普通の学校の設備といった雰囲気。

劇中シーン。上はゴミ捨て場、下はバスケットコート。(玉春雷娯楽文創Youtube 主題歌「小幸運」MVより)

劇中シーン。上はゴミ捨て場、下はバスケットコート。(玉春雷娯楽文創Youtube 主題歌「小幸運」MVより)

同校によると、作品全体の70%が同所で撮影されたという。このほか、体育館や屋上、プールなどのシーンも同校で撮影された。

「三民国小」。台湾鉄道(台鉄)北新竹駅近くにある。

「三民国小」。台湾鉄道(台鉄)北新竹駅近くにある。

(3)太宇と真心が学校を抜け出す「三民小学校」

三民国小わきの路地。太宇と真心が塀を越えて学校を抜け出した場所

三民国小わきの路地。太宇と真心が塀を越えて学校を抜け出した場所

真心が太宇に呼び出され、塀を越えて学校を抜け出すシーンが撮影されたのが「三民小学校」(三民国小)。作品に登場した場所は同校の東側にある。こちらも普通の路地だが、同作のシーンと照らし合わせてみると、趣が感じられた。

文化街と民族路33巷の交差点にある「微醺 Tipsy Lounge Bar」。同店の窓には「私の少女時代」のポスターが貼られていた。

文化街と民族路33巷の交差点にある「微醺 Tipsy Lounge Bar」。同店の窓には「私の少女時代」のポスターが貼られていた。

(4)太宇と真心の初デート待ち合わせ場所「文化街」

真心と太宇が初デートで待ち合わせをする場面は、新竹市内を流れる「護城河」(堀)と平行に走る文化街で撮影。太宇が真心を待っていたのは「微醺 Tipsy Lounge Bar」の前だ。

合流した真心と太宇がファストフード店に向かうために進んでいく道。待ち合わせをした「微醺」の北側にある。

合流した真心と太宇がファストフード店に向かうために進んでいく道。待ち合わせをした「微醺」の北側にある。

この道は車の通行量や人通りが多く、写真撮影するのは少し恥ずかしかった。だが、2人のデートシーンは同作の胸キュンポイントの一つで、記者が好きなシーンでもあるので、かなりテンションが上った。

「頭前溪生態公園」

「頭前溪生態公園」

(5)真心がローラースケート対決を挑んだ「頭前溪生態公園」

最後に記者が向かったのは、台湾鉄道内湾線の竹東駅の裏にある「頭前溪生態公園」。真心が太宇に以前の自分を取り戻してもらおうとローラースケートの勝負を挑むシーンが撮影された。同シーンは物語の転換点となる重要な場面。

道路から階段を越えた先が公園になっている。

道路から階段を越えた先が公園になっている。

先に紹介した4つの場所はいずれも新竹市内で、比較的短時間で巡れるが、この公園があるのは郊外の竹東鎮(新竹県)。新竹駅そばの新竹客運バスターミナルから竹東行きバスに乗り、30分ほどで竹東駅前に到着し、そこから徒歩で5~10分ほどの場所にある。(台鉄でも行けるが、本数が少ないためバスが便利)

真心がローラースケートをした場所(1)

真心がローラースケートをした場所(1)

実はこの場所を探すのはやや難航。というもの、竹東駅裏の河辺の公園にあるということは分かっていたものの、公園内には地図標識が見当たらず、作品中の画面を手がかりに実際に河辺の道を歩いて探すことに。幸い、歩き始めてからすぐの場所で見つかった。

真心がローラースケートをした場所(2)

真心がローラースケートをした場所(2)

作品中では背景の木が小さく、葉も少なかったが、記者が訪れたときにはすでに撮影から1年半ほど経っていたため、葉が生い茂り、少し違った雰囲気になっていた。人はほとんどおらず、存分に撮影を楽しめた。

劇中シーン(玉春雷娯楽文創Youtube 主題歌「小幸運」MVより)

劇中シーン(玉春雷娯楽文創Youtube 主題歌「小幸運」MVより)

公園のすぐそばには「竹東夜市」も。沿河街の通りにあり、小規模だが、食べ物屋台が多く立ち並び、祭りのような雰囲気のナイトマーケット。地元の人々で賑わっていた。

ロケ地巡りは「竹東夜市」で締めくくり!台北近郊ではあまりないタイプの、こじんまりとしたナイトマーケット。

ロケ地巡りは「竹東夜市」で締めくくり!台北近郊ではあまりないタイプの、こじんまりとしたナイトマーケット。

ロケ地を巡ってみると、映画の世界が身近になったように感じられた。同作を気に入った人は実際に新竹に足を運び、真心と太宇が身を置いた場所の空気に浸ってみてはいかがだろうか。

新竹市内のロケ地。左下から反時計回りに(1)新竹高中(2)新竹高商(3)三民国小(4)文化街(微醺)

新竹市内のロケ地。左下から反時計回りに(1)新竹高中(2)新竹高商(3)三民国小(4)文化街(微醺)

◎ロケ地情報

(1)新竹高中:新竹市学府路36号

(2)新竹高商:新竹市学府路128号

(3)三民国小:新竹市自由路66号(ロケ地は塀の外から見学できる)

(4)微醺 Tipsy Lounge Bar:新竹市民族路33号

(※学校は入校許可が必要)

(5)頭前溪生態公園のローラースケート場

(5)頭前溪生態公園のローラースケート場

(5)頭前溪生態公園:台鉄竹東駅裏手の河辺

(名切千絵)


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