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注目の台湾映画:働く女性の奮闘描くお仕事コメディー「銷售奇姫」 

2016/09/05 18:10
劇中写真(華聯国際提供)
劇中写真(華聯国際提供)

働く女性の奮闘にスポットを当てたコメディー映画「銷售奇姫」。会社をリストラされた女性がテレビショッピング番組のMCに転身を遂げ、ライバルとの激しい争いを繰り広げながら成功を目指す姿をコミカルなタッチで描いた作品だ。

ビアンカ・バイ扮するスーフェン(華聯国際提供)
ビアンカ・バイ扮するスーフェン(華聯国際提供)
あるミスで仕事をクビになったスーフェン(夙芬)がやっとのことで見つけたのは、希望とは全く違う、スーパーの実演販売員。内気な性格のスーフェンは最初はうまくいかなかったが、天才販売マンとの出会いをきっかけに、一躍売り上げ上位者に。さらなる飛躍を目指してテレビショッピングの司会者に転身し、ライバルのメイショウ(美秀)と切磋琢磨しつつ成功への道を歩んでいく。だが、順調そのものにみえる一方で、プライベートでは夫との関係がギクシャク。上司への淡い恋心も芽生え始め…というストーリー。

ビアンカ(左)と夫役のナードウ。劇中写真(華聯国際提供)
ビアンカ(左)と夫役のナードウ。劇中写真(華聯国際提供)
美人ながらも内気なスーフェンに扮するのはドラマ「ハートに命中!100%」(命中注定我愛[イ尓])、「P.S.男」([イ兪]心大聖PS男)などに出演したモデルで女優のビアンカ・バイ(白[音欠]恵)。スーフェンと売り上げを競うメイショウを、数々のドラマ、映画に出演するベテラン女優、リン・メイシュウ(林美秀)が、スーフェンを献身的な愛で支える冴えない夫をお笑いタレントのナードウ(納豆)が演じる。エグゼクティブプロデューサーは、「私の少女時代」(我的少女時代)、「祝宴!シェフ」(総鋪師)などの大ヒット作を生み出したイエ・ルーフェン(葉如芬)。映画「ズーム・ハンティング」(獵艶)や「白米炸弾客」などを手掛けたチュオ・リー(卓立)監督がメガホンを取った。

ライバル役のリン・メイシュウ(左)とビアンカ。劇中写真(華聯国際提供)
ライバル役のリン・メイシュウ(左)とビアンカ。劇中写真(華聯国際提供)
ビアンカがコメディーに挑戦するのは今作が初。正統派美人の印象が強いビアンカが、ボサボサのヘアに、メイクがぐちゃぐちゃに崩れた顔といった悲惨な姿を披露し、新たな一面を見せているのも見どころの一つ。また、不運続きだった女性が新たな職場でライバルと闘いながら輝きを増していく姿は痛快そのもの。笑いが散りばめられている一方、涙をさそうシーンも用意されている。働く女性にとっては、仕事との向き合い方、仕事と家庭の両立について考えさせられる部分もあるだろう。

9月1日に台北市内で行われたプレミアイベントの一コマ(華聯国際提供)
9月1日に台北市内で行われたプレミアイベントの一コマ(華聯国際提供)
配給元の華聯国際によると、同作の台湾全土での興行収入は9月2日の公開から3日間で260万台湾元(約840万円)に上っている。
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