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  • コラム

第27回金曲奨ノミネート紹介:最優秀中国語男性・女性歌手賞

2016/06/20 18:31

台湾の権威ある音楽賞「ゴールデン・メロディー・アワード」(金曲奨)の第27回授賞式が6月25日に台北市の台北アリーナで開かれる。受賞者・曲の発表を前に、主要部門のノミネート者や作品について紹介する。今回は最優秀中国語男性・女性歌手賞(最佳国語男・女歌手奨)を取り上げる。

ネームウィー(右2、資料写真)

ネームウィー(右2、資料写真)

◎最優秀中国語男性歌手賞◎

◇ネームウィー(Namewee、黄明志)/亜洲通殺2015/量能文創

マレーシア出身のシンガーソングライター。昨年7月にリリースした「亜洲通殺」で正式に台湾デビューを果たした。2014年には自身の楽曲「泰国情哥」が第25回金曲奨の最優秀ミュージックビデオ賞にノミネートされている。ネームウィーはノミネートに対し、金曲奨からの高い評価に感謝を示した上で、自身は実力派の歌手ではないが楽曲制作には自信があるとし、入賞を喜ぶコメントを寄せた。

◇リー・ジエン(李健)/李健 第六張 創作専輯/海蝶音楽

中国大陸出身のシンガーソングライター。今回はアルバム「李健 第六張 創作専輯」が男性歌手賞のほか、最優秀編曲家賞、最優秀楽曲プロデューサー賞の計3部門にノミネートを果たした。入選に対し、台湾の流行音楽は自身の成長において重要な源となっていると興奮する気持ちを明かしている。

コーウェン・コー(資料写真)

コーウェン・コー(資料写真)

◇コーウェン・コー(柯智棠)/你不真的想流浪/台湾索尼音楽娯楽

昨年デビューした若手新人歌手。最優秀新人賞(最佳新人奨)にもダブルノミネートされた。女性歌手のウェイ・ルーシュエン(魏如萱)とウェイ・ルーユン(魏如イン)をいとこに持つ。入選について、自身を支えてくれた人、デビューアルバムに携わったスタッフ、金曲奨の審査員に感謝を示した。(イン=均の土へんを日へんに)

Matzka(資料写真)

Matzka(資料写真)

◇Matzka/東南美/台湾索尼音楽娯楽

レゲエバンド「MATZKA」の元ボーカルで、昨年ソロデビューアルバム「東南美」をリリース。新たなスタートを切った。ファンキーやソウル、ボサノバなど各種の音楽要素を取り入れ、独自の音楽を通じて故郷の台東の美しさを伝えている。

リン・ジュンジエ(資料写真)

リン・ジュンジエ(資料写真)

◇リン・ジュンジエ(林俊傑、JJ)/実験アルバム 和自己対話/華納国際音楽

2014年の第25回金曲奨で男性歌手賞を初受賞したJJ。今回は2度目の栄冠獲得をねらう。個人としては今回、最優秀作曲家賞(最佳作曲人奨)、最優秀アルバムプロデューサー賞(最佳専輯製作人奨)にもノミネートされた。JJは、入選作は比較的大胆に、新たな試みで製作されたと説明した上で、努力が認められたことに喜びを示した。

◎最優秀中国語女性歌手賞◎

ペギー・シュー(右1、資料写真)

ペギー・シュー(右1、資料写真)

◇ペギー・シュー(許哲珮)/搖擺電力公司/彎的音楽

メルヘンチックでイマジネーションに富む曲風が特徴のシンガーソングライター。女性歌手賞にノミネートされるのは今回が初めて。アルバム「搖擺電力公司」は最優秀中国語アルバム賞(最佳国語専輯奨)に入選している。ノミネートに対しペギーは、音楽を聞いてもらえ、理解されること以上に嬉しく感動的なことはないと自身のフェイスブック上でコメントしている。

◇シャオシャー(小霞)/小霞/台湾索尼音楽娯楽

中国大陸出身のベテラン歌手、スーザン・ホアン(黄綺珊)による別名義プロジェクト。これまでのロックで豪快な曲風とは一転、優しく心に響くような歌声を聞かせている。シャオシャーは、金曲奨ノミネートは自身にとっての励みになったと語っている。

◇スー・ユンイン(蘇運瑩)/冥明/台湾索尼音楽娯楽

中国大陸のオーディション番組「中国好歌曲」への出演を機に注目を浴び、昨年デビューした中国大陸出身の新人歌手。最優秀新人賞(最佳新人奨)にもノミネートされている。

AMIT(台湾テレビ提供)

AMIT(台湾テレビ提供)

◇アミット(AMIT)/AMIT2/百代唱片

台湾の人気歌手、アーメイ(張恵妹)の別名義プロジェクトで、「AMIT2」は第2作目。昨年アーメイ名義で受賞したのに続き、今年はアミットとして連覇をねらう。過去にはアーメイで2回、アミットで1回女性歌手賞を獲得している。また、アルバム「AMIT2」は最優秀中国語アルバム賞(最佳国語専輯奨)など6部門にノミネートされている。授賞式ではヒップホップグループ「頑童MJ116」とコラボレーションし、ラップのパフォーマンスを披露する。

タニア・チュア(資料写真)

タニア・チュア(資料写真)

◇タニア・チュア(蔡健雅)/失語者/亜神音楽娯楽

シンガポール出身のシンガーソングライター。これまで多くの歌手への楽曲提供も行ってきた。過去には女性歌手賞を3度受賞しており、アーメイ/アミットと同時にノミネートされるのは今回で5度目。戦績は2勝2敗となっている。ラブソングを得意としてきたタニアだが、アルバム「失語者」では電子音楽に挑戦。同作は最優秀中国語アルバム賞(最佳国語専輯奨)など6部門への入選を果たした。

ジュリア・パン(資料写真)

ジュリア・パン(資料写真)

◇ジュリア・パン(彭佳慧)/大齢女子/金牌大風音楽文化

デビュー20年のベテランながら、女性歌手賞へのノミネートは初。昨年6月にリリースしたアルバム「大齢女子」は5年半ぶりのオリジナルアルバムで、製作には18カ月が費やされた。同作のプロデュースには、女性歌手賞をともに争うタニア・チュアも参加している。ジュリアはノミネートの知らせに「20年待ちました」と涙を流し、審査員やファン、家族に感謝した。


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