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台湾の自然歩道を世界にPR 観光局と民間団体が覚書締結

2020/09/09 13:47
行楽客でにぎわう草嶺古道=観光局提供

行楽客でにぎわう草嶺古道=観光局提供

(台北中央社)交通部(交通省)観光局は8日、台湾の自然や歴史遺産の保護に取り組む民間団体「台湾千里歩道協会」と、北部4県市をまたぐ自然歩道「淡蘭古道」を世界に売り出すための覚書を締結した。官民連携で世界各国の自然歩道との交流・友好協定の締結を目指し、アフターコロナ時代の主力旅行商品にしたいとしている。

同局や同協会の資料によれば、淡蘭古道は、北台湾の漢民族が東部に進出した黄金期とされる1800~1900年に開かれた、北部・淡水と噶瑪蘭(カバラン、現北東部・宜蘭県)を結ぶ主要道路の総称で、網羅される範囲は現在の台北市、新北市、基隆市、宜蘭県に及ぶ。長い歴史があることに鑑み、「淡蘭百年山径群」とも呼ばれる。

古道には、軍事、公文書の伝達など主に公務に使われた淡蘭北路(新北市瑞芳~宜蘭県石城)や、一般の人々が生活物資などを運ぶ際に利用した淡蘭中路(新北市暖暖~宜蘭県外澳)、茶商人が往来した淡蘭南路(台北市六張犁~宜蘭県礁渓)などがあり、現在では草嶺古道(新北市貢寮~宜蘭県大里)、金字碑古道(新北市瑞芳~同三貂嶺)など一部のルートが自然歩道として整備されている。

同局によると、行政院(内閣)は2018年、淡蘭古道を優先的に国家レベルの自然歩道にする方針を定めている。同局は、トレイル産業の国際組織、ワールド・トレイルズ・ネットワーク(WTN、本部スイス)、アジア・トレイルズ・ネットワーク(ATN、本部韓国)のメンバーである同協会との連携を通じ、草嶺古道や金字碑古道などを世界に紹介することに期待を寄せている。

(余暁涵/編集:塚越西穂)


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