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日本統治時代の木造宿舎、生まれ変わって客家文化の発信拠点に/台湾

2020/07/23 15:32
22日にオープンした「台中客家故事館」

22日にオープンした「台中客家故事館」

(台中中央社)中部・台中市東勢で22日、日本統治時代から残る木造宿舎を修復・再活用した「台中客家故事館」の看板除幕式が行われた。清朝時代に同地を開墾した客家人のルーツや信仰などを、動画やプロジェクションマッピング、拡張現実(AR)などのデジタル技術を駆使して伝えていく。

文化部(文化省)の資料によれば、同館は台湾人に日本語を教えるために明治時代に開設された国語伝習所を前身とする「東勢公学校」(現・東勢小学校)の宿舎。同校は当初、別の場所に建てられていたが、1938(昭和13)年に現在地に移転。宿舎も同時期に建設されたとみられる。校長用、教員用計5棟のうち2棟は火事で焼失しており、残る3棟が2010年に市の歴史的建築物に登録された。

宿舎の修復・再利用は、東勢小や同市政府文化局などが提案。修復工事は2018年末に終了していたが、さらに中央政府の補助を受けて内部の改修などを行っていた。

除幕式に出席した陳子敬副市長は、同地は市内で最も客家人の集落が多く、客家人の中でも特に、中国南部・広東省大埔県をルーツとする人々が多いと紹介。宿舎の近隣にある東勢客家文化パークが今月5日にリニューアルオープンしたのに合わせ、市政府はハード面の整備とソフト面の充実を進め、客家文化の発揚と地方の観光振興につなげたいと意欲を示した。

(趙麗妍/編集:塚越西穂)


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