日本統治時代から残る南部・台南市の精米工場が修復を終え、長年使われていなかった巨大精米機が再稼働した。今後は毎週末に無料で一般開放される。10日に行われた除幕式に出席した黄偉哲市長は、失われた文化を体験してほしいと来訪を呼び掛けた。また、日本人技師、八田与一が嘉義・台南一帯に水を引くために設計した嘉南大圳の着工から今年で100年になることにも触れ、精米工場を通じて、嘉南大圳が育んだ地元の米食文化を認識してもらいたいと期待を寄せた。
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