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台湾版築地市場を目指せ 農業委、高雄・前鎮漁港の改造を約束

2019/08/08 17:09
高雄市の前鎮漁港に水揚げされるイカ=資料写真

高雄市の前鎮漁港に水揚げされるイカ=資料写真

(高雄 8日 中央社)農業委員会の陳吉仲主任委員(閣僚)は7日、台湾屈指の遠洋漁業基地である南部・高雄市の前鎮漁港を視察し、13億7000万台湾元(約46億3200万円)を投じて同港を台湾版の築地市場に改造すると約束した。

同港は台湾最多の漁獲量を誇る遠洋漁港で、年間の水揚げ金額は約500億元(約1690億円)。高雄市政府海洋局の資料によると、船を泊める泊地の面積は27.07ヘクタール、埠頭(ふとう)の水深は3189メートルで、台湾の漁港の中では最大級。主にマグロ漁やイカ漁、底引き網漁などに従事する5000トン以下の漁船が利用している。近年は観光化が進められてきたが、建造物の老朽化、一部施設の利用率低下が目立つ上に動線の利便性の悪さなどが指摘され、改善策が求められていた。

同委は総合的な改造計画のうち、周辺漁港を含めて環境整備を行う予算1億元(約3億4000万円)の短期計画をすでに承認しており、年末に業者に発注する見通し。また、中期計画として、3億元(約10億1400万円)をかけて漁業者向けのサービスセンターも新設する。このほかにも、見積もり額が9億7000万元(約32億8000万円)に達する市場と物流センターの新築計画も推進する意向。陳氏は、完成すれば築地市場に匹敵する、現代的で付加価値の高い観光魚市場になるだろうと期待を寄せた。

(汪淑芬/編集:塚越西穂)


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