北部・基隆市で7日、日本統治時代から残る木造建築「基隆要塞司令官邸」の修復に向けた起工式が行われた。同市が進める、基隆港東岸の大沙湾地区を中心とした大規模な史跡の修復、再利用プロジェクトの一環で、付近にある旧日本軍の士官宿舎「基隆要塞司令部校官眷舎」の修復工事も10月31日に始まったばかり。林右昌市長は、引き続き同地区の整備を進める意向を示し、点在する歴史スポットをつなげることで、北部で最も見ごたえのある文化地帯が形成されることに期待を示した。竣工予定は2020年6月。
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